ゴルフボールの種類・特性・選び方
- ゴルフボールの構造ってどうなってるの?
- 売られているボールの種類は分けると2つ
- ボールを選ぶ際に考える要素
- スピン系の特性
- ディスタンスの特性
- スピン系をお勧めする人
- ディスタンス系をお勧めする人
- ライタープロフィール
ゴルフボールの構造ってどうなってるの?
まずはゴルフボールの構造を知って欲しいので簡単に説明します
そんな事は興味ない!と言う方は飛ばしてOK
ボールは種類によって何層かに分かれているのですが、だいたいは2〜3層で、4層5層になっているものもあります
ボールを買う時に、箱を見ればどんな構造になっているか書いてあるものもあるのでチェックしてみると良いと思います
層分けは内側から、一番深層のコアと呼ばれるゴム状の部分(インナーコア、アウターコア)、中層のミッドカバーと言われるコアを覆う部分、表層のカバーに大きく分かれます
コア:中心部の最も硬い層。
ミッドカバー:コアを覆う膜の層
カバー:表層の部分
コアの硬さがドライバーや、ウッド系の打感に影響し、
ミットカバー、カバーの硬さがアイアンやウェッジの打感に影響します。
スイングスピードが早ければ早いほど、中心部の層から反発を受けるので、自分のスイングスピードを把握してボールを選ぶと良いでしょう
売られているボールの種類は分けると2つ
ボールを購入する時に何を選ぼうか迷いますよね
ボールの種類は大きく分けて2つあります
スピン系のボールか、ディスタンス系のボールかの2つ
自分のプレースタイルや、自分の特徴に合った方を選ぶ方がいいでしょう
スピン系はスピンがかかりやすいボール
ディスタンス系は距離が出やすいボール
と覚えていただければ問題ないです
詳しくは後ほど説明します
それぞれの特徴を知る前にボールが飛ぶために必要な要素を説明します
ボールを選ぶ際に考える要素
ボールが飛んでいくために重要なのは
・ボールの初速(ボールスピード)
・ボールのスピン量(回転数)
・ボールの重さ
・ボールの硬さ
の4要素になります
・ボールの初速が早ければ早いほど飛んでいきます
一般的な基準として57m/sが基準になります
・回転数は多すぎると吹き上がってキャリーが出なくなります
少なすぎるとすぐに落下してしまいます
おおよその目安として番手×1000と言われています
ウッド系ウェッジ系で誤差は生じますので目安程度で覚えてください
・ボールの重さは重ければ、風の抵抗を受けずに飛んでいきます
重さは基準が定められており、45.93g(1.62オンス)以下に定められています
・硬さは硬いとスピンがかかりやすく、初速が早い
やわらかければスピン量が抑えられ、初速が遅い傾向にあります
スピン系の特性
スピン系ボールの特性は
コアが硬く、カバーが柔らかい構造でつくやれています
コアが硬ければウッド系の反発力が高まりやすいですが、スピン量が多くなりやすいため、インパクト時のクラブの入射角が上から入れば吹き上がってしまう球が出やすくなるかもしれません
カバーが柔らかければウェッジ系の溝に引っかかりやすく回転がかかりやすくなります
ピンを狙うときに、落ちたところに止まりやすく、回転が多ければバックスピンで戻るような球も打てます。ピンをキャリーで狙う方が良いでしょう
スピン系ボールは特徴的にウェッジ系との相性がいいボールとも言えます。
ウッド系と悪いかというとそうではなく、コアが硬い分初速が早くなりやすいので、回転数が抑えられれば飛距離も伸びていくボールでもあります。
中級、上級、プロ選手向けのボールです
スピン系オススメボールはこちら
タイガーも使用しているボールで
とにかくスピン量がすごい。
打感もソフトでコントロールしやすい印象
オススメの3つです
ディスタンスの特性
ディスタンス系ボールの特性は
コアが柔らかく、カバーが硬い構造で作られています
コアが柔らかければ回転数が抑えられ、キャリーの後のランが出やすくなる傾向があります。柔らかければミスヒットをしてもミスの幅がある程度にとどまりやすくもなります。初速が出にくく、キャリーの飛距離が伸びにくい可能性もありますが、ランが出やすいのである程度はカバーできると思います
カバーが硬ければ、アプローチなどはキャリーで合わせるよりもランで合わせる方がボールの特性には合っています。回転数はスピン系ボールよりも落ちる傾向にあります。
初心者、中級者向けのボールです
ディスタンス系オススメボールはこちら
とにかく直進性が優れている3つ
フェースにまとわりつくような打感
オススメの3つです
スピン系をお勧めする人
スピン系のボールをお勧めする人は
・スイングスピードが速い
・ボールにしっかりインパクトできる
人が使うとボールの特性を生かせると思います。
スイングスピードが遅いとコアの硬さを生かしきれず
インパクト制度が低いとスピン効率も下がってしまう為です
プレースタイルとしては
アプローチをキャリーで合わせる人におすすめです
もちろん場合によって違いはありますが、ピンを狙える人にはお勧めです
ディスタンス系をお勧めする人
ディスタンス系のボールをお勧めする人は
・スイングスピードが遅い
・インパクトが安定せずミスが多い
人が使うとボールの特性を生かせると思います。
スイングスピードが遅いとコアが硬くてもコアの反発を効率よく発揮することができない
遅くてもコアが柔らかければある程度力は伝わって飛んでいく。さらに回転数も抑えられ飛距離が伸びる。
インパクト制度が低くても、ミスがある程度は抑えられるので、ボールが曲がってしまうという方にお勧めです
プレースタイルとしては
アプローチをランで合わせる人におすすめです
もちろん場合によって違いはありますが、スピンが抑えられる分転がるので自分のイメージしたボールを打てると思います。
ライタープロフィール
清水 葵
北海道出身 ゴルフに本気でハマってから約一年で100切り
理学療法の勉強で得た医学的な知識をもとにスイングを独自で考える
障害予防とパフォーマンスアップにつながる考え方を発信
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https://www.instagram.com/shimizu_pt/?hl=ja
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